星まつり
師走に入り星まつりの季節がやってきました。
星祭り(ほしまつり)は、星供(ほしく)や星供養(ほしくよう)ともいい、一生変らない各人の「本命星(七曜星)」や毎年変る「当年星(九曜星)」の他、本命宮(十二宮:生まれた月)、本命宿(二十八宿:生まれた日)などの星をお祀りして、真言密教の修法を行うことにより、よくない星に当たる人は災いを免れるように、よい星に当たる人は一層よくなるように除災招福を祈念する行事です。曼荼羅寺では冬至、大晦日、節分の三回にわけてご祈祷いたします。ご祈祷の申し込みは、問い合わせのページで住所氏名を書き込んでくだされば申し込み用紙をお送りいたします。
以下は余談です。冬至は一年で最も昼の長さが短い日ですが、日の出が最も遅く日の入りが最も早い日というわけではありません。実は、日の入りが最も早いのは12月初めで、日の出が最も遅いのは1月初めなのです。この主な原因は地球の自転軸が公転軸に対して23.44度傾いていることですが、地球の運動が楕円軌道を描いていることなども影響しています。このため日の出日の入りの遅速が約2週間ほど冬至の前後にずれるのです。夏至の前後でも同じ理由で日の出日の入りがずれますが、冬至前後ほど顕著ではありません。公転軌道が楕円であるため、夏至の近くでは地球が太陽から遠い位置を通るためずれの現れが小さくなっているからです。
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