梵字
梵字を書いてみましょう。
ここでは今昔文字鏡または梵字鏡湧出版のフォントを使用して梵字を出力します。
梵字にも母音と子音があって母音を表す文字を通摩多、子音を表す文字を体文という。
通摩多
通摩多は
1 2 |
ア\aQ アー\AQ イ\iQ イー\IQ ウ\uQ ウー\UQ エー\eQ アイ\aiQ オー\oQ アウ\auQ アム\aM アク\aH リ\RQ リー\RRQ リ\LQ |
の15種類。末尾の”Q”は命令の重複を避ける為と母音を表す為に付加しました。
体文
体文は
1 2 3 4 5 6 7 8 |
カ\ka カ\kha ガ\ga ガ\gha ンガ\Ga チャ\ca チャ\cha ジャ\ja ジャ\jha ニャ\Ja タ\Ta タ\Tha ダ\Da ダ\Dha ンナ\Na タ\ta タ\tha ダ\da ダ\dha ナ\na パ\pa パ\pha バ\ba バ\bha マ\ma ヤ\ya ラ\ra ラ\la ヴァ\va シャ\za シャ\Sa サ\sa ハ\ha ルラン\llaM クシャ\kSa |
の35文字である。但し読みは便宜上のもので実際の発音とは異なります。
このままコピーペーストして試してみてください。見にくかったら各行の最後に \\ を付けて改行してください。
それぞれの体文の”a”を”A”,”i”,”I”,などに変えると1文字で表されるすべての梵字が出力できます。
ただし、”L”で終わる梵字は登録されていません。
以上が基本です。
合字
サンスクリットでは連声といって2個以上の子音を続けて発音することがよく有り、文字は読みの通りに書かれるので2個以上の文字がくっついて一つになった文字(合字)が大量にできる。一例として大金剛輪陀羅尼の冒頭部分の
1 |
ノウマクシッチリヤジビキャナン |
は
1 |
\na\maH\strya\dhvi\ka\nAM |
でシッチリヤは4字の、ジビは2字の合字である。
ここのような合字をある決まった順序に並べて悉曇十八章ができ上がっている。
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