概要

  1. ローマ字で書かれたサンスクリット文を、梵字フォントを用いた梵字文に変換します。
  2. 出力形式は通常の形式(フォントが設定されていて梵字に見える状態)のほか、Tex用、Word/Excel用などの各種マクロ形式を選ぶこともできます。
  3. このページは「まんどぅーか」さんの変換プログラムを書き直し、フォント変換テーブルを拡張して実行しています。

インストールと実行

フォントのインストール

  • 文字(text)形式で出力するにはフォントをインストールしないと梵字は表示されません。
  • 使用可能なフォント
    現在梵字フォントの構成方法に以下の3種類ある。
    1. 漢字領域に完成したすべてのグリフを配置する方法 
      • 今昔文字鏡フォント 文字鏡研究会から配布されているフリーフォント
        変換プログラムで使用している文字鏡梵字フォントはM119、M120、M121の3個です。少なくとも、この3つはインストールする必要があります。
        当サイトが提供する追加フォントmandala121.ttfもインストールするとよいでしょう。このフォントで使用できる文字は変換ページで確認してください。
        梵字鏡、文字鏡フォントが正常にインストールされているかどうかを確認するためには、 悉曇十八章フォント一覧を参照してください。この表が正常に梵字として表示されているようであればOKです。フォントが正常にインストールされていない場合、梵字部分が漢字などに文字化けしていることでしょう。
      • 梵字鏡湧出窓 エーアイネットから販売されている市販フォント。今昔文字鏡梵字部分及び変換ソフト。
      • 梵遊、梵遊筆、梵遊朴筆、梵遊豊フォント 昭和書体から販売されている市販フォント。悉曇十七章のうち第一章までと般若心経用の字体他。
    2. ユニコードの悉曇領域を利用するフォント
      • MuktamsiddhamGMihailJPさん作。基本字体のみ。合字は出力できない。
      • ApSiddhmazahuseさん作。悉曇十八章のほとんどを含む。
    3. ユニコードのデーバナーガリー文字に対応する梵字を当てはめたフォント
      • MuktamSiddhamMuktamsiddhamTGGsiddhamMihailJPさん作。
      • ApDevaSiddhamApDevaSiddhamExAp梵字悉曇弐式 azahuseさん作。最後のフォントは刷毛文字で縦書にも対応。
      • AfeySiddham 拙作。Muktamsiddhamフォントのグリフを北華阿飛世界さんデザインの梵字に入れ替えたフォント。ダウンロードはこちら
  • 使用可能なフォントがあれば随時追加しますので見つけた方は連絡を。
  • 画像出力にはフォントをインストールする必要はありません。初期状態は画像出力になっています。。

入力と実行

  • 出力したいフォントとサイズ及び出力形式を選択します。
  • 「入力テキスト」にローマ字でサンスクリット文を入力して「変換実行」をクリックします。
  • すでにサンプルデータがプリセットされているので削除してから入力してください。
  • 「変換実行」をクリックすると下部の表示欄(薄緑色の部分)に変換結果が表示されます。

出力の利用

Microsoft Officeなど、フォント情報つきの文字のコピー&ペーストができるアプリケーションにコピー&ペーストすることができます。

出力形式

「文字」、『画像」または「マクロ」を選ぶことができます。それぞれのオプションは次のとおりです。

  1. 文字
    • フォントが設定されており、人間の目に梵字に見える状態です。上述のように、この状態から各種アプリケーション(フォント情報つきの文字のコピー&ペーストができるものに限る)にコピー&ペーストすることができます。
    • オプションとして、フォントの大きさを1~7から選ぶことができます。7が最大です。初期状態では梵字部5、他3です。梵字はフォントの大きさの割に小さく見えるので、梵字部を大きめにするといいでしょう。もっとも、他アプリケーションにコピー&ペーストすれば、そのアプリケーション上で自由に大きさを変更することができます。
  2. 画像
    • 文字を画像に変換して表示します。
    • 梵字フォントをインストールしなくても字形を確認することが出来ます。
    • 一度に変換できる字数は35文字までです。
    • ただし、上記フォント種類1番の漢字領域フォントのみ利用可能。
  3. マクロ
    • 今昔文字鏡(文字鏡研究会)のサイトには梵字鏡フォントをTeXで利用やWord/Excelなど、他ソフトで文字鏡フォントを使うためのマクロが登録されています。これらのマクロの書式で出力するものです。オプションではマクロの書式を選べるようになっています。初期状態は\MO(TeX用マクロ形式)です。なお、これらのマクロの使い方などについては上記サイトの説明などを見て自助努力してください。

入力テキストの書式

  • 入力テキストの{ と }で囲まれた部分をサンスクリット文とみなして梵字に変換します。それ以外の部分はそのまま出力します。シフトJISコードで書かれていることを前提にしているので、2バイト目が{ ないし }である漢字コードを用いても正常に動作します。他の漢字コード(EUC-JPなど)を用いてもそのまま出力されるので大丈夫のはずです。
  • ローマ字は京都・ハーバード方式(KH法)に基づいています。特殊な表記は以下のように大文字およびzで表します。
標準 ā ī ū ñ ś
KH-aa方式 aa ii uu R RR L M H G J N T D z S
KH-A方式 A I U
  • { } 内に上記に定義されていない文字や記号類を書いた場合は、そのまま出力します。
  • { }内のスペース、ハイフンはすべて無視します。どうしてもこれらを入れたい場合は、{pAra}-{saMgate} のようにいったん }を閉じて書いてください。
  • { そのもの、}そのものを出力したい場合はそれぞれ{{、}}のように書きます。

同音の異体字の処理

今昔文字鏡の梵字には、同音の異体字が複数登録されている部分があります。ローマ字表記に続いて数字を指定することで区別選択できるようにしました。数字を指定しない時に現れる字体が規定値です。

追加フォントダウンロード

フォント名を変更しました。以前のフォントをお使いの方は新しいフォントに入れ替えるようお願いいたします。 mandala121.ttf (2014年5月25日更新) 梵字鏡湧出窓になってフォントが充実しましたがまだ足りない物があるので引き続き公開します。

 質問、要望

足りない梵字の追加リクエストやこのページに対する要望はこのページのコメント欄にお書きください。


Mojikyo

コメント

梵字変換の使い方 — 1件のコメント

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